ビットコイン高騰とチューリップバブルが本質的に異なる理由

ビットコイン高騰をチューリップ・バブルに例える人々

ここ最近ビットコインの価格の上昇が止まらず、この現象を17世紀のオランダで起きた「チューリップ・バブル」に例える人が多くなりました。

チューリップ・バブルではチューリップの球根の価格が異常に高騰して一気に下落しました。
当時の人々の年収の数十倍もの価格がつく球根もあったようです。

このチューリップ・バブルがビットコインと比較されるきっかけとなったのは、
先月JPモルガンのCEOのダイモンがビットコインとチューリップ・バブルについて発言したことから。
当時ダイモンは「ビットコインは詐欺である」とも言い放ちました。
しかしダイモンは「ビットコインは新たなる金」として今週になってから発言を一転させました。

ビットコイン高騰とチューリップ・バブルを比較できない理由

チューリップ・バブルは記録に残された初の経済バブルと言われており、当時の人々は価格はまだまだ上がると思っていたのでしょう。
価格がどんどん上がり、球根を作れば作るほど儲かるので供給が爆発的に増えます。
その後当然需給のバランスが崩れて価格も一気に下落します。
球根一個で土地が買えるのはおかしいと気付くわけです。

ビットコインがチューリップ・バブルと明らかに異なっているのは供給が増えないことです。
ビットコインは総発行数が約2100万枚と決められておりチューリップの球根のように増えることはありません。
ビットコインの現在の流通量が約1670万枚と言われており少しずつマイニングによって発行されていきます。
この2100万枚全てが発行されるのは2140年と言われており100年以上向こうの話となります。
全ての発行が終わった後もマイナーは送金手数料等を受け取ることができます。

これからビットコインを買う人は注意が必要

ビットコインはチューリップ・バブルのように無価値に近い状態になることはありませんが、
その都度調整で一時的に大きく下げることがあります。
現在も一時的に下降トレンドに入っており、買い時は上昇トレンドに切り替わった時になります。
私も長期的にはまだまだ上がると考えていますのでホールドを続けます。

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