タイ株の取引を始めることに
タイ・バンコクに住んで4年になり、タイ経済や企業について分かってきたのでタイの個別銘柄に投資していくことにしました。
タイ株の証券口座の開設に向けて主要なタイの証券会社をまとめてみました。
日本の証券会社などでもタイ株を扱っているところもありますが、数が少なかったり手数料が高かったりするのでタイ株を取引するならタイで証券口座を持つのがおすすめです。
また、海外証券会社で有名なBoom証券でタイ株を取引しようとすると注文あたり0.40%(最小1500バーツ)となり割高な手数料となっています。
タイの証券会社
SBIタイオンライン証券
SBIタイオンライン証券は日本のSBIホールディングスがタイに設立した証券会社で、日本人向けのサービスも充実しています。
日本で実績のある会社なので安心して利用することができます。
手数料は0.075%でタイの証券会社で最安値ということです。
一日の売買代金によって安くなっていき、最小で0.02%まで手数料を抑えることができます。
今後タイの市場でトップを狙っていくと思うので、当面は最安値でやっていくのではないでしょうか。
その他の東南アジアに進出する場合はその国の株も容易に買えるようになると思われます。
今後SBIでアセアン全域の株が格安手数料で取引できるようになれば面白いですね。
KT ZMICO Securities
こちらはネット上で情報が多かった証券会社です。
日本人向けのサービスもあり、タイで古くから証券の事業を行っているようです。
手数料は取引額によって異なりますが最小0.1%です。
SBI参入までは最安値だったようです。
UTRADE
UTRADEはシンガポールに本社を置くUOB銀行グループの証券会社。
このUTRADEで口座を開設するとタイだけではなくマレーシア、シンガポールなどの株式も取引ができるようです。
日本語のサービスはないので基本的には英語でやり取りをすることになると思います。
手数料は0.2%となっています。
あの与沢翼氏はこちらの口座を利用しているようです。
ツールはどの会社も同じ
どの会社も株式取引のツールはタイの証券取引所が提供しているものを使っているので変わりは無いとのことです。
なので基本的には手数料が最安値のSBIタイオンライン証券の口座を開設しておけば大丈夫だと思います。
日本人のスタッフも多くサポートの面でも安心です。
タイ株のメリット
タイでは株式売却益は非課税となります。
配当のみ10%源泉徴収されます。
日本のような株主優待制度はありませんが、その分配当が高めの水準になっています。
タイに居るとタイの経済成長を肌で感じることができます。
最初に来たときよりも明らかに街の風景や物価が変わっています。
これは日本のように全く成長しない国ではありえない話ですよね。
経済が縮小していく国よりも成長していく国の株を買うほうが合理的な選択だと思います。
今後経済成長していく国は沢山ありますが、その中でもタイは日本人の居住地としてもおすすめなので是非実際に住んでタイ株に投資してみてはいかかでしょうか。