タイ・バンコクでTOEICを受けた話【申込方法、日本との違い】

先日バンコクでTOEICを受けてきました。
日本のTOEICとは色々と違う部分もあり初受験する人は戸惑う部分もあると思うので私の経験をシェアしたいと思います。

タイのTOEICの日程

タイのTOEICはCenter for Professional Assessment (CPA Thailand)という団体によって行われています。
昔は公式ページがありましたが、現在はFacebookページのみ存在しています。

このFacebookページから最新の試験日程を確認できます。

外国人が受験できるIPテストは基本的に木曜日と土曜日のみになります。
公式テストを受けたい場合は毎月1度行われるPublic Testに申し込む必要があります。

外国人が受験できる日程

IPテスト → 木曜日 9:00〜、土曜日 14:30〜(基本的に毎週)

公式テスト → 土曜日 14:30〜(月に一度)

受験料はIPテストが1800バーツ公式テストが2000バーツとなっています。
これに加えて結果の郵送を希望する場合はEMSの料金として50バーツを支払います。
自分で取りに行く場合は無料です。

私はどこかに点数を提出するわけではないのでIPテストを受験しました。

タイのTOEICの申し込み方法

タイのTOEICの申込方法はなんと電話のみです。笑
現在はFacebookページしかないので当然といえば当然ではありますが。。

電話番号:02 260 7061

上のCPA Thailandに電話をして以下の情報を伝えます。
・希望する受験日
・名前
・パスポート番号
・電話番号

タイ人のスタッフの人が出るので英語かタイ語で伝えます。
その後当日持ってくるものや結果の受け取り方法などを丁寧に説明してくれました。

受験当日必要なもの
・パスポート
・ワクチン接種の証明できるもの
・受験料(クレジットカードも可)

タイでTOEIC受験 当日の流れ

試験会場はアソークのBB Buildingの19階です。

駐車場もあるので車で行きました。
ビルの入口の隣にファミリーマートがあったのでチョコレートを買って直前に食べました。
試験前は甘いものが必須ですね。笑

受付時間よりも早く着いたので19階の会場まで行ってみたのですが、まだ一つ前のタイ人向けセッションがあったようで引き返すように言われました。
早く着いても何もできないので受付時間ちょうどくらいに行くのがベストだと思います。

受付時間になって会場に行くと、まずパスポートとワクチン接種証明書の確認と検温のために列ができていました。

このチェックを終えるとさらに内側の部屋に通されて、結果の受け取り方法の確認と支払いを行います。
支払いを終えると隣の部屋に移動して、パスポートと受験票以外のすべての荷物を預けます

これでようやく受験する部屋に入ることが出来ます。
ちなみに受験部屋に一度入ったら絶対に出ることが出来ないので、入室前にトイレに行っておくのを強く勧めます

入室すると個別に机まで案内してくれます。
一人一つずつ机があってコロナ対策のためにしっかりとクリアなボードが3面設置されています。

机の上には鉛筆2本とペン1本と消しゴム1個、試験の説明する紙とアンケート記入の説明書が置いてありました。
個人情報やアンケートの記入方法は丁寧に一つずつ説明してくれました。

試験時間やパート構成は日本と同じです。

試験が終わると解答用紙と問題を回収するのですがこれがめちゃくちゃ時間がかかっていました。
回収だけで20分近く待たされました。
回収が終わるとようやく部屋から出られて、預けておいた荷物を取りに行って解散です。

タイと日本のTOEICの違い

今回タイでTOEICを初受験して思ったのが「超厳重」ということです。
過去にとんでもないチートをした人がいるんじゃないかと思うくらい最初から最後まで厳重でした。
当日の流れで書いた通り、受験する部屋にはパスポートと受験票以外何も持ち込めません。

日本だと自分の使い慣れた1.3mmのシャープペンだったり時計の持ち込みが可能ですが、タイでは一切持ち込みができません。
CPAが用意した鉛筆を使わなければならないのと、時計は逐一前のデジタル時計を確認しないといけません。
これが多少時間のロスになっている気がしますが、皆条件は同じなのである意味フェアかもしれません。

そして入室前にはボディチェックまであります。笑
そのくらい強力なカンニング対策を講じていました。

タイと日本のTOEIC受験の違いをまとめると以下の通りです。

タイと日本のTOEICの違い

・申込方法が電話のみ

・毎週2回受けるチャンスがある(IPテスト)

・受験する部屋に何も持ち込めない

・結果が1〜2営業日後にわかる

・受験料金はタイのほうが少し安い

これからタイでTOEICを受験する方へ

タイでTOEICの対策本を手に入れようとすると紀伊国屋タイランドくらいしかなく、結構割高な値段設定になっています。
今日本にいる人は日本で対策本を買っておきましょう。

TOEIC受験者にはほぼ必須レベルなのがこちらの金フレ。

公式問題集も日本で買うほうがかなり安いので買っておきましょう

created by Rinker
¥3,300 (2024/10/04 00:05:50時点 Amazon調べ-詳細)

でる1000もド定番の文法問題対策本です。一番手っ取り早くスコアアップを狙えるのがPart5です。

すでにタイにいる人にもおすすめなのがKindle Unlimitedです。
実はKindle UnlimitedにはTOEIC対策本がたくさんラインナップされています。
「TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術」「究極の模試600問+」「TOEIC(R) L&Rテスト Part 3&4 鬼の変速リスニング」などなど、名だたるTOEIC本が読み放題になっています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です