Sony APS-Cのフラッグシップ機が登場!
長い間SonyのAPS-C機は超ハイスペックと言えるモデルがなかったのですが
α6600の登場により風向きが変わりました。
また新たにAPS-C用のGレンズも発表され今後SonyがAPS-Cに力を入れるのではないかと期待されています。
今回はそのα6600とフルサイズ機のスタンダードモデルのα7ⅲを比較していきたいと思います。
スペック比較表も用意したので参考にしてください。
Sony α6600とα7ⅲの主な違い
この2機種の一番大きな違いはやはりセンサーサイズでしょう。
α7ⅲはフルサイズセンサーなのでより明るくボケやすくなります。
その他にも暗所に強く画質が良いなどのメリットがあります。
値段に関してはα7ⅲの値段が下がってきたので約3万円前後の差になっています。
つまりα6600に少し足せばα7ⅲのフルサイズ機に手が届くので迷っている人も多いのではないでしょうか。
ただしこれはあくまでもボディの価格なのでレンズも含めたシステム全体で考えると話が変わってきます。
フルサイズの場合レンズサイズも大きくなり値段も高額になります。
例えばこちらはSony APS-Cの標準ズームレンズです。
こちらはフルサイズ機の標準ズームレンズです。
どちらもGレンズのf4通しのズームレンズですが値段は数倍になります。
α6600はどんな人におすすめか
α6600はズバリ動画クリエイターの方におすすめです。
YouTuberやこれから映像制作をやりたい方にはちょうど良いカメラだと思います。
実際Sonyはα6600やα6400のレビューをYouTuber達に依頼しています。
おそらくSonyはYouTuberなどの動画クリエイターを意識して開発したはずです。
海外のSonyショップでも大々的に「Vlogカメラ」として宣伝されています。
α6600はボディ内手ブレ補正もあって液晶は自撮り方向に向けることができます。
未だにフルサイズ機では自撮り液晶に対応している機種はありません。
またフルサイズでの動画撮影は難易度が高いです。
特にジンバルなどを使用して動いているものを撮影する場合、
フルサイズだとピント合わせがとても難しくなります。
逆に写真をメインでやりたい人にはα7ⅲなどのフルサイズ機がおすすめになります。
Sony α6600とα7ⅲのスペック比較表
|
α6600 |
α7ⅲ |
使用レンズ |
ソニーEマウントレンズ |
ソニーEマウントレンズ |
撮像素子 |
APS-Cサイズ(23.5 x 15.6mm)、Exmor CMOSセンサー |
35mmフルサイズ(35.6×23.8mm)、ExmorR CMOSセンサー |
カメラ有効画素数 |
約2420万画素 |
約2420万画素 |
総画素数 |
約2500万画素 |
約2530万画素 |
画質モード |
RAW、RAW+JPEG(エクストラファイン、ファイン、 スタンダード)、JPEG(エクストラファイン、ファイン、スタンダード) |
RAW、RAW+JPEG(エクストラファイン、ファイン、 スタンダード)、JPEG(エクストラファイン、ファイン、スタンダード) |
ピクチャーエフェクト |
8種類: トイカメラ(ノーマル、クール、ウォーム、グリーン、マゼンタ)、ポップカラー、ポスタリゼーション(カラー、白黒)、レトロフォト、ソフトハイキー、パートカラー(R/G/B/Y)、ハイコントラストモノクロ、リッチトーンモノクロ |
8種類: トイカメラ(ノーマル、クール、ウォーム、グリーン、マゼンタ)、ポップカラー、ポスタリゼーション(カラー、白黒)、レトロフォト、ソフトハイキー、パートカラー(R/G/B/Y)、ハイコントラストモノクロ、リッチトーンモノクロ |
ピクチャープロファイル |
切/PP1-PP10(ブラックレベル、ガンマ(Movie, Still, Cine1-4, ITU709, ITU709 [800%], S-Log2, S-Log3, HLG, HLG1-3)、ブラックガンマ、ニー、カラーモード、彩度、色相、色の深さ、ディテール、コピー、リセット) |
切/PP1-PP10(ブラックレベル、ガンマ(Movie, Still, Cine1-4, ITU709, ITU709 [800%], S-Log2, S-Log3, HLG, HLG1-3)、ブラックガンマ、ニー、カラーモード、彩度、色相、色の深さ、ディテール、コピー、リセット) |
フォーカス測距点数 |
425点(位相差検出方式)/425点(コントラスト検出方式) |
35mmフルサイズ時:693点(位相差検出方式)、フルサイズレンズ装着かつAPS-C読み出し時:299点(位相差検出方式)、APS-Cレンズ装着時:221点(位相差検出方式)/425点(コントラスト検出方式) |
瞳AF |
[静止画] 人物(左右瞳選択可)/ 動物、[動画] 人物(左右瞳選択可) |
● |
ISO感度(推奨露光指数) |
静止画撮影時:ISO100-32000(拡張:下限ISO50、上限ISO102400)、AUTO (ISO100-6400、上限/下限設定可能)
動画撮影時:ISO100-32000相当、AUTO(ISO100-6400相当、上限/下限設定可能) |
静止画撮影時:ISO100-51200(拡張:下限ISO50、上限ISO204800)、AUTO (ISO100-12800、上限/下限設定可能)
動画撮影時:ISO100-51200相当(拡張:上限ISO102400)、AUTO(ISO100-12800相当、上限/下限設定可能) |
シャッター速度範囲 |
静止画撮影時:1/4000-30秒、バルブ、
動画撮影時:1/4000-1/4(1/3ステップ)、AUTO 1/60まで、オートスローシャッター1/30まで |
静止画撮影時:1/8000-30秒、バルブ、
動画撮影時:1/8000-1/4(1/3ステップ)、AUTO 1/60まで、オートスローシャッター1/30まで |
手ブレ補正機能 |
イメージセンサーシフト方式5軸補正 (補正方式はレンズ仕様による) |
イメージセンサーシフト方式5軸補正 (補正方式はレンズ仕様による) |
連続撮影速度 |
Hi+時:最高約11コマ/秒、Hi時:最高約8コマ/秒、Mid時:最高約6コマ/秒 、Lo時:最高約3コマ/秒 |
Hi+:最高約10コマ/秒、Hi:最高約8コマ/秒、Mid:最高約6コマ/秒 、Lo:最高約3コマ/秒 |
使用電池 |
リチャージャブルバッテリーパック NP-FZ100 |
リチャージャブルバッテリーパック NP-FZ100 |
質量(g)(バッテリーとメモリカードを含む) |
約503g |
約650g |
値段 |
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