ナイスハッシュでGPUマイニングをやってみた【収益・オーバークロック設定】

暗号通貨の相場がまた盛り上がってきて、個人でマイニングしても利益が出せるということでやってみることにしました。

もともと動画編集用に組んだPCがあるので使用していない時間をマイニングに活用することにしました。

ナイスハッシュは初心者でも簡単

マイニング用のソフトは定番のNiceHash(ナイスハッシュ)を使用することにしました。
ナイスハッシュは最初の設定だけしてしまえばとても簡単にマイニングを始めることができます。

またマイニング用のアルゴリズムが複数あるのですが、そのとき一番収益性の良いものを自動的に選んでくれます。

マイニングに使っているPCのスペック

もともと動画編集・ゲーム用に作ったPCをマイニングに使っています。
マイニングにはグラボのスペックが最も重要になりますが、
グラボはRadeon RX 580 8GBです。

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詳しいPCのスペックはこちらの記事で紹介しています。

予算10万円で動画編集用に自作PCを組んでみた【構成紹介】

現在はマイニング需要でGPUの価格がだいぶ上がっているみたいですね。
当時標準価格で手に入れていたのがラッキーでした。

オーバークロック設定で収益爆増

オーバークロック設定とは

オーバークロック設定とはGPUの設定をマイニングに最適化することです。
デフォルト設定のままだとグラフィック用途に最適化されているので収益性が悪いです。
マイニングをするときには必ずオーバークロック設定をしましょう。

オーバークロック設定で主にやることは以下のとおりです。

  • グラフィックからコンピューティング設定に変える
  • メモリークロックを上げる
  • 電力制限をする

オーバークロック設定のやり方【AMD】

AMDのオーバークロック設定はAMD Radeon Softwareから行います。
「設定マーク」→「グラフィック」に移ると下の方に「高度」書いてあるのでこれをクリックします。
下の方にある「GPUワークロード」の設定を「グラフィック」から「コンピューティング」に変えます。

次に「パフォーマンス」から「チューニング」に移ります。
ここで「周波数」と「電圧」を使っているGPUに最適な数値に抑えます。
私の場合は周波数を1180、電圧を890程度に抑えています。

VRAMチューニングではメモリークロックを上げます。
私の場合は周波数2150に上げました。

最後に電源チューニングで電力制限をします。
私は-30%に電力制限をしています。

オーバークロック設定による収益変化

最初は「電力を制限したら収益が下がるのでは」と半信半疑でしたが、むしろ大幅に上昇しました。
電力を抑えてメモリークロックを上げたことで、マイニングに最適化されて収益性が向上しました。

オーバークロック設定の前は一日あたり約75円でしたが、設定後は約110円まで上がりました
収益が上がって電力は抑えられるのでマイニングをやる場合にはやってみる価値はありますね。

オーバークロックの注意点

オーバークロックすると当然GPUに負荷がかかることになるので、発熱しすぎたりして故障に繋がる可能性もあります。
これは個人の環境によるのでオーバークロックをしたいときは段階的にクロックを上げてテストするのが重要です。
またオーバークロックすることでメーカーのサポートを受けられなくなる可能性もあるので、自己責任の範囲で行う必要があります。

ナイスハッシュの収益を送金

日本円に換金する

ナイスハッシュで稼げたビットコインは国内の取引所に送金することで日本円に替えることができます。
一番オススメの国内のビットコイン取引所はGMOコインです。
東証1部のGMOが運営しており他の取引所よりも信頼できます。
出金手数料も無料なので特にこだわりがなければGMOが無難だと思います。

ビットコインは頻繁に暴落するので定期的に日本円に買えておくのが良いでしょう。
暴落してしまうと最悪電気代の分マイナスになってしまうこともありえます。

バイナンスで運用して増やす

またBinanceのように仮想通貨を増やす方法が豊富にある取引所に送るのもおすすめです。
Binanceは現在単なる仮想通貨取引所ではなく、DeFiやNFTの取引などもできる仮想通貨のプラットフォームになっています。
マイニングで獲得した通貨をさらに運用して増やしていくことが可能です。

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