「これからYouTubeを始めたいけど、どんなカメラを使えばいいのかわからない」という方は多いと思います。
カメラは色んな種類があって価格も安いものから高額なものまであり選ぶのが難しいと思います。
この記事では以下の事がわかります。
- YouTubeの動画撮影に最適なカメラ
- 安いものから予算別にカメラを紹介
- 有名YouTuberが使っているカメラ
YouTubeの動画撮影にどんなカメラがおすすめ?
現在YouTubeではミラーレス一眼や高級コンデジでの動画撮影が一般的になっています。
通常の安いハンディビデオカメラよりも立体感のある美しい映像が撮れるためです。
もちろんエンタメ系のチャンネルで動画のクオリティにそれほどこだわらない場合はハンディカムでもOKです。
今回紹介するカメラはあくまでも参考の情報なので最後はそのカメラで実際に撮られた映像をYouTubeなどで見て気に入ったものを購入することをおすすめします。
スペックだけをみて購入すると、実際の映像を見てがっかりすることもあります。
多くのYouTuberがカメラのレビュー動画を上げているので実際の映像を確認してみましょう。
予算別 YouTuberにおすすめのカメラ
【0円〜2万円】
これからYouTubeを始める人で予算がそれほどない人はご自身のスマホでの撮影をおすすめします。
既に持っていて出費がないので「0円〜」としました。
格安のデジカメなどを買うくらいならiPhoneのカメラのほうがよっぽど綺麗に撮影できます。
特に最近のスマホ機種は4Kの60fpsでの撮影もできるほど高性能なものが多くなっています。
2万円以下のカメラだと正直オススメできるクオリティのものがありません。
この予算だとやはり手持ちのiPhone・スマホを使うべきだと思います。
iPhoneとスマホ三脚があればすぐに撮影を始めることができます。
【2万円〜7万円】
SONY HDR-CX470
HDR-CX470はフルハイビジョン撮影のハンディカムとしては最もコスパが高いと思います。
空間光学手ブレ補正内臓でズームでもブレづらいのが特徴。
内蔵32GBメモリがありすぐに撮影可能です。
microSDカードにも対応しています。
215gと軽量なので手持ち撮影で疲れないのもポイントです。
映像のクオリティがそれほど重要ではないジャンルではこのようなハンディビデオカメラおすすめです。
バッテリー持ちや手ブレ補正の精度が良く使い勝手がいいです。
GoPro Hero 10, DJI Action 2
外での撮影が多い人にはアクションカムがおすすめです。
GoPro Hero 10やDJI Action 2などがあります。
広角に撮影ができ映像も最新の機種だと綺麗に撮影できます。
電子手ブレ補正の精度がとても高く、ラフに撮影しても手ブレを気にせずに撮影できます。
水中などの撮影も可能なので旅行Vlogなどにはとても活躍します。
DJI POCKET 2
この価格帯で最後におすすめなのがDJI POCKET 2です。
ジンバルとカメラが一体になっている新しいジャンルの機種です。
ジンバル付きなので手ブレの心配なく撮影可能です。
歩きながら撮影する場面が多い人にはとてもおすすめのカメラです。
最新のモデルでは20mm相当の広角レンズが搭載されていて自撮りもしやすくなりました。
https://youtu.be/u20ffNK6zwE
【7万円〜10万円】
ソニー Vlog用カメラ VLOGCAM ZV-1
この価格帯で一番おすすめなのはSony ZV-1です。
VLOGCAMという名前の通りまさに『これからYouTubeを始めたい』という人のために作られたカメラです。
この機種は多くのYouTuberも使用していて、「とりあえずこれを買っておけば大丈夫」といえるような万能に近い機種です。
スマホより大きい1型センサーを搭載していてマイクも風切り音のようなノイズが入らないようにウィンドジャマーも付属しています。
YouTuberの動画撮影についてよく考えられた名機と言えますね。
内蔵NDフィルターもあり、外で撮影するときに白飛びの発生も防ぐことができます。
これだけの性能があってこのコンパクトさというのがこのカメラの優れたところだと思います。
実際外出時にミラーレスとこのカメラを持っていた場合、動画は優先的にZV-1を選ぶことでしょう。
スマホでの撮影からステップアップしたい人にもおすすめです。
ZV-1はモニターを動かすことができて自撮り撮影したい時に映像を確認しながら撮ることができます。
https://youtu.be/P31_JNKnkkk
【10万円〜20万】
FUJIFILM X-S10
この価格帯で一番オススメなのがフジフィルムのX-S10です。
ここ数年フジフィルムは動画性能にかなり力を入れていてX-S10にも動画用途を意識した機能が盛り込まれています。
ボディ内手ブレ補正、バリアングル液晶などYouTuberの動画撮影を意識して開発されたカメラだと思います。
フジフィルムのカメラといえば色味の美しさです。
動画の場合は編集で色味を直すことも多いのですがフジフィルムはフィルムシミュレーションを使うことで撮って出しでも美しい映像が撮影できます。
SONY ミラーレス一眼 α6400
この価格帯で次におすすめなのがSony α6400です。
Sonyのミラーレスは動画性能はトップクラスだったのですが、自撮り用のチルト液晶機能がないためにこれまでYouTuberに選ばれることはあまりありませんでした。
しかしα6400では180度チルト可動式液晶モニターが搭載され今YouTuberを中心に人気です。
ただしボディ内手ブレ補正がないので、固定撮影がメインの人におすすめです。
α6400におすすめのレンズはこちらで紹介しています↓
Sony α6400におすすめのレンズ紹介【APS-C,eマウント】
LUMIX G9
マイクロフォーサーズのミラーレス機のLUMIX G9は携帯性と高画質を両立したい人におすすめの機種です。
LUMIX G9はもともとボディだけで20万円近くしていましたが、現在は約半額まで値段が下がっておりとてもコスパが良くなっています。
LEICA 12-60mmのズームレンズ込みでも20万円以下になりました。
またファームウェアのアップデートで4K 30p 4:2:2 10bit の撮影に対応したことで一気に動画機として注目されるようになりました。
G9はボディ内手ブレ補正とレンズ側の手ブレ補正を両方効かせることで超強力な手ブレ補正が効きます。
これは他社にはない大きな強みです。
Sonyにもボディ内手ブレ補正の機種がありますがおまけ程度のものです。
LUMIXの手ブレ補正は最初体感したときは本当に驚きました。
色味も安定していて本当に美しいです。
SONY 4Kビデオカメラ Handycam FDR-AX700
SONYのフラッグシップハンディビデオカメラのFDR-AX700
デジタル一眼のAF技術と動画向けに新開発したアルゴリズムを組み合わせて高速なレスポンシブAFを実現しています。
4K高画質の動画撮影が可能です。
長時間の撮影とクオリティもそれなりに求めたい方におすすめです。
【20万円〜】中上級者向け
20万以上のカメラになると中級者や上級者向けのものになります。
これまで一眼で動画を撮影したことがない方にはあまりおすすめできませんが、現在一眼で動画を撮っていてステップアップしたい人にはおすすめです。
Canon EOS R5、EOS R6
キヤノンが満を持して発売したEOS R5、EOS R6。
ずっと一眼レフでトップを走ってきたキヤノンがフルサイズミラーレス機のEOS R5、R6を出しました。
フルサイズミラーレスはずっとSonyの独壇場でしたがR5とR6の登場で一気に雰囲気が変わりました。
写真・動画ともにハイスペックなのはもちろんですが、そこに加えて最高クラスのボディ内手ブレ補正も搭載しました。
Sonyはマウントの設計上このボディ内手ブレ補正に勝ることはないので、これから動画用にフルサイズミラーレスを買う人は選ぶのが本当に難しいと思います。
Sony α7sIII
ここ最近映像にこだわっているYouTuberに人気なのがSony α7sIIIです。
瀬戸弘司さん、カズチャンネルのカズさん、AUXOUTさん、ドリキンさんなど映像にこだわっているYouTuberはSony α7sIIIをメインカメラにしています。
YouTuberのように一人(少人数)でハイクオリティな映像制作をしたいとなると現状はこのカメラがバランスが取れていて最適だと思います。
バリアングル液晶搭載で爆速AF、改善されたカラーサイエンス。
映画も撮れるカメラ
これは番外編ですがとにかく映像にこだわりたい人におすすめの機種。
それはLUMIX S1Hです。
LUMIX S1Hはミラーレス機として初めてNetflix認定を受けました。
ほとんどシネマカメラのような機種ですね。笑
恐ろしいほど美しい映像が撮れます。
YouTubeの撮影に使うのがもったいないほどのレベルです。
興味がある方にはこちらの比較映像を見てもらいたいです。
CanonのEOS RPとの比較映像ですが、同じフルサイズセンサーなのにクオリティが格段に違います。
https://youtu.be/XezSiLgYTuk
カメラ選びは慎重に
以上、予算別でYouTuberにおすすめのカメラを紹介してきました。
気になるカメラがあったら商品のレビューを見たりYouTubeで実際の映像を確認してみてください。
自分がどのような映像を撮りたいのかによって必要なカメラは異なります。
映像だけでなく音声もちゃんとしたクオリティなのか等しっかりと確認しましょう。