正式にMacBook Pro 14インチ・16インチが発表されました。
チップはM1XではなくM1 ProとM1 Maxという名前でした。
その他の点はほぼ噂通りのスペックでした。
今年の6月に発表が噂されていたM1X搭載のMacBook Pro 14インチと16インチですが、直前に延期が決まったようで6月の発表はありませんでした。
事実として当時のAppleのWWDC公式YouTube動画のタグに「M1X」や「M1X MacBook Pro」が入っていました。
そしていよいよ今月10月にM1X搭載のMacBook Proの発表があると多くのApple系のリーカーが伝えています。
MacBook Pro 14インチと16インチのスペックの噂も徐々に情報が出てきているのでその辺の情報もまつめつつ、私が気になる動画編集機としてどうなのかということも書いていきたいと思う。
M1X MacBook Proの噂情報まとめ
M1X MacBook Proのスペックについて
これまでに出てきているM1X MacBook Proの噂情報のまとめ。
- 14インチと16インチが同じM1Xチップ搭載
- 10コアCPU
- 16コア・32コアGPU
- RAM 16GB〜64GB
- miniLEDディスプレイ
- iPhoneやiPad Proのようなエッジデザイン
- MagSafe採用
- SDカードスロット搭載
- HDMIポート搭載
- 10月26日発表?
M1チップを更に強化したM1Xを搭載しているということで、恐ろしい性能なのは間違いなさそうです。
またM1 iPad Proで採用された高輝度かつ高コントラスのminiLEDも搭載されるということで、ディスプレイの表示もより綺麗になると思われます。
デザインもiPhoneのようにフラットで角があるものに変わるとされています。
MacBook Proは2016年あたりから端子やスロットを次々に廃止してシンプルになっていましたが、ここにきてMagSafe、SDカードスロット、HDMIポートなど昔からのMacBook Proユーザが歓喜する仕様に復活するのではないかと言われています。
発売日や価格の情報
記事執筆後にAppleから正式にイベントの日時発表がありました。
日本時間の10月19日午前2時からスタート。
M1X搭載のMacBook Pro 14インチ・16インチの発表がされる予定です。
価格は14インチが現在の13インチのハイエンドモデルの据え置きになるとされているので、約208,000円〜あたりになりそうです。
16インチも据え置きで約274,000円〜ほどの価格になりそうです。
M1X MacBook Proの動画編集性能を考える
M1Xの動画編集性能は?
M1チップでも既に充分な動画編集性能が証明されています。
さすがに4K60pや10bit映像はさすがにカクつきが出てしまうようですが。
GPUが大幅に強化されたM1Xはおそらくそのような負荷の大きいファイルでも編集できてしまうのではないかと思います。
4Kの映像をプロキシファイルを作らずに快適に編集出来てしまうのが、IntelのMacBook Proユーザからすると信じられないです。
主要ソフトがApple Silicon対応
去年M1 MacBook Air / Proが出たときはネイティブ対応している動画編集ソフトがFinal Cut Pro Xだけでしたが、現在はAdobe Premiere ProやDavinci ResolveもApple Siliconにネイティブ対応しています。
特にDavinciはネイティブ対応しただけでなく、最適化が進んで「3倍速い」とするアップデートも公開しました。
レビューを見る限りM1でも4K30p程度の動画であればカクつくこともなくサクサク編集できるようです。
SDカードスロット復活?
個人的に一番実現して欲しいのがSDカードスロットの復活かもしれないです。笑
動画編集機としてやはりSDカードスロットは欲しいですね。
外部のSDカードリーダーだと外出時に家に忘れたりしてしまうことがあるので本体に搭載されているのは本当に助かる。
WindowsはGPU価格高騰でコスパが悪くなる
M1が出る前はWindowsの自作PCが動画編集機として最もコスパが良かったと思うのですが、今となっては逆転してしまいましたね。
マイニング需要の上昇によってGPUの価格が驚くほど上がっています。
私が2年前に購入したAMDのGPUも3倍以上値段が上がっていました。
今の状況だと明らかにMacのほうが動画編集用途では上回っていると思います。
MacBook Proならどこでも持ち運びができますし。