正式にDJI Action 2が発表されました。10月28日より発売開始となります。
全てリーク通りのスペックでデザインもモジュール型のものでした。
初代のDJI Osmo Actionが出たときフロントディスプレイの搭載やレンズフィルター交換式など当時アクションカムに革新をもたらしました。
その後継機がどんな進化をするのか楽しみにしていましたが、予想以上のものが開発されているようです。
ここ数日、後継機とされる「DJI Action 2」のリーク情報が次々と出てきています。
今回はそのリーク情報をもとにデザインやスペックをまとめて紹介していきます。
DJI Action 2のリーク情報まとめ
新たなモジュールデザイン
いつもDJI製品のリーク情報を出しているJasperがDJI Action 2のデザインやスペック情報を入手したようです。
Insta360 ONE Rのようなモジュラー型で「カメラ本体・追加ディスプレイ・追加バッテリー」を自在に組み合わせることができるようです。
ネックマウントはマグネット式になっていて簡単にPOV撮影が可能なります。
カメラ本体の裏側にディスプレイが付いていて、追加のディスプレイもあります。
2つともにタッチスクリーンになっています。
同じ1.76インチのディスプレイなのですが、GoPro Hero Sessionのように本体だけで撮影したいニーズが結構あるのかもしれないですね。
ピーターマッキノンの動画にうっかり映り込む
海外YouTuberのピーターマッキノンの下の動画にDJI Action 2の箱や本体がはっきりと写り込んでいました。笑
現在はモザイク処理で見えなくなっていますが2:45あたりから映り込んでいました。
YouTuberのレビュー用に既に出回っているので発表は間もなくのようです。
詳細スペック
モジュラーのパーツごとにスペックをまとめて紹介していきます。
DJI Action 2 本体
- サイズ:39×39×22.3mm
- 防水:水深10m(防水ケースで60m)
- 重さ:56g
- ディスプレイ:1.76インチ 350ppi
- センサー:1/1.7インチ
- 画角:155°
- レンズ:F2.8
- ISO感度:100-6400
- シャッタスピード:1/8000
- 静止画解像度:4000 x 3000
- 動画最大:4K60fps
- スローモーション:4K120fps
- 手ブレ補正:Rocksteady 2.0+HorizonSteady
- 動画最大ビットレート:100Mbps
- 動画フォーマット:MP4
- 記録メディア:microSD
- バッテリー容量:580mAh
- 動作時間:52分
DJI Action 2 追加ディスプレイ
- サイズ:39×41.6×24.6mm
- 重さ:64g
- ディスプレイ:1.76インチ 350ppi
- バッテリー容量:1300mAh
- 動作時間:135分(本体と合わせて)
DJI Action 2 追加バッテリー
- サイズ:39×41.6×21.4mm
- 重さ:56.6g
- バッテリー容量:1300mAh
- 動作時間:195分(本体と合わせて)
発売日
最新の情報だと発表が10月20日で発売が10月27日と噂されています。
センサーサイズアップで暗所性能向上
ライバルのGoPro Hero 10はセンサーサイズは従来と同じ1/2.3採用ですが、新チップのGP2の内部処理によって暗所性能が若干向上したようです。
DJI Action 2はより大きい1/1.7インチセンサーを採用することで画質と暗所性能の向上を狙っているようです。
アクションカムで暗所撮影は結構厳しいものがありましたが、「一応使えるレベル」にはなるかもしれません。
また電子手ブレ補正なのでどうしても光源がブレる微妙な映像になってしまいます。
現状小型カメラで最も暗所撮影で使えるのが1/1.7インチセンサーかつジンバル搭載のDJI Pocket 2だと思います。
小型カメラで夜も綺麗に撮りたい場合はDJI Pocket 2で、明所だけならGoProやDJI Action 2という使い分けになりそうです。
モジュールデザインで期待すること
モジュールデザインで3つの主要パーツ全て合わせても176.6gと軽量です。
自撮りしない人なら本体と追加バッテリーだけで良いのでたった112.6g。
用途に合わせて自在に組み合わせることができるのは素晴らしいですね。
そして動画を撮る上で重要なのがマイクですね。
DJI Pocket 2では純正のワイヤレスマイクを追加できますが、DJI Action 2にはどのような外部マイクを追加できるのか注目です。
GoProは純正の外部マイクがあるのがいいですよね。