【LEICA 25mm f1.4 Ⅱ レビュー】初代との違いや作例も【パナライカ単焦点】

LUMIXのマイクロフォーサーズの単焦点レンズで定番のLEICA 25mm f1.4ですが、このレンズがリニューアルされてLEICA 25mm f1.4 Ⅱとなりました。

先日このLEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 II ASPHを購入したのでレビューしていきます。

この記事では初代モデル(LEICA 25mm f1.4)とのスペックの違いやレビュー、作例を紹介しています。

LEICA 25mm f1.4 Ⅱを購入した理由

もともと動画用にLUMIX G99を購入したのですが、キットズームレンズで前回の旅行記の写真撮影に使用したところ思っていたよりきれいな写りでした。


そこでちゃんと写真撮影用に50mm相当の単焦点レンズが欲しくなってLEICA 25mm f1.4 Ⅱを購入することにしました。

あとライカ銘のレンズを使ってみたかったのも大きな理由の一つです。

初代モデルとの違い

LEICA 25mm f1.4のⅠ型からⅡ型で変わった点は以下の通りです。

Ⅰ型とⅡ型で変わった点
  • 新開発の硝材を採用したUHRレンズ
  • 240fpsの高速AF制御
  • 防塵・防滴仕様
  • デザイン変更
  • Ⅱ型のほうが5g重い(200g→205g)

新開発の硝材を採用したUHRレンズ

UHRレンズによって画面中心から周辺まで均一の描写力で高い光学性能を発揮しますが、今回さらに新開発の硝材を採用することでクリアで抜けのよい質感描写を実現しています。

240fpsの高速AF制御

毎秒240回のAF制御で静止画・動画ともに高速なAFを実現。

防塵・防滴仕様

パナソニック製防塵・防滴対応カメラボディに装着時に防塵・防滴仕様になります。
G99は防塵・防滴対応ボティなので小雨程度なら気にせず使うことができそうです。

デザイン変更

後部筒が樹脂からアルミ素材に変わりより高級感のあるデザインとなりました。

LEICA 25mm f1.4 Ⅱのレビュー

シンプルで高級感のあるデザイン

全体がブラックに統一されたシンブルなデザインで操作はピントリングのみです。
ピントリング部分はゴム製となっています。
AF・MF切り替えスイッチなどはありません。
ライカ風に『25』と赤丸の刻印がされています。

大きすぎるフード

フードはⅠ型から変わらず大きくて逆付けもできません。


この大きいフードが苦手な人はLEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8用のレンズフードのVYC1005がおすすめです。
同じ46mmフィルター径で、こちらのほうが小さいのでVYC1005を使っている人も多いです。

AF速度・精度

Ⅰ型から大きく改善された点がAFですが、AF速度は十分速くて精度も問題ありません。
ポートレート撮影のときもAFだけで全然問題ありませんでした。

ただしAF音は少しあるので動画撮影する人は注意が必要です。
内蔵マイクだと音を拾ってしまうと思います。

f1.4の美しいボケ感・明るさ

よくマイクロフォーサーズの弱点としてボケ感が少ないと言われますが、このLEICA 25mm f1.4だとボケ感のある立体的な絵を楽しむことができます。


またf1.4の明るさなので暗所でも活躍します。

LEICA 25mm f1.4 Ⅱの作例

ストリートスナップ

フルサイズ換算で50mm相当の画角なのでスナップ撮影でも使いやすかったです。
今回はタイ・バンコクのセントラルワールドの周辺でスナップ撮影してきました。
(ブログ用にサイズは長辺1500pxまで落としています。)

風景

f8まで絞って風景の撮影もしてみました。

まとめ

LEICA 25mm f1.4 Ⅱはスナップ撮影やポートレート撮影はもちろん、幅広い用途で活躍する標準画角の単焦点レンズだと思います。
旅行でこのレンズ1本だけ持っていくのも全然ありだと思いました。
205gと軽量で携帯性も抜群です。

マイクロフォーサーズでも充分なボケ感が得られて、暗所でも使えるレンズです。
ライカ社の厳しい光学基準をクリアしているというだけあってとても良い写りだと思いました。

動画撮影はAF音が多少あるのでこだわる場合は音声の外部収録をする必要があると思います。

マイクロフォーサーズのカメラを買ってこれから単焦点レンズが一つ欲しいという場合にとてもおすすめです。

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