MacBook Pro 13インチを動画編集用に買ってはいけない理由【経験者が語る】

追記
2020年11月にApple M1チップを搭載したMac製品が発表されました。
従来のIntel製のものより性能が劇的に良くなっており動画編集もサクサク行えるようになりました。
ただしM1搭載のMacBook Pro 13インチでも独立型のグラフィックボードではないため動画の書き出しには時間がかかってしまうよです。

本格的に動画編集を行う方はM1搭載のMacbook Pro 16インチを待ったほうが良いかもしれません。

以下の記事はM1搭載のMac発表前のものとなりますので参考までに。


僕は1年前までは動画編集をMacBook Pro 13インチで行っていました。

もともと動画編集用に買ったわけではなかったのですがYouTubeのために動画編集もMacBook Pro 13インチで行うようになりました。

しかしMacBook Pro 13インチでは動画編集に限界を感じてPCを購入しました。

僕の経験をもとに以下のことを解説しています。

  • なぜMacBook Pro 13インチが動画編集に向かないのか
  • Macはスペックが上がるとコスパが悪い
  • どのようなマシンが動画編集に向いているのか

MacBook Pro 13インチが動画編集に向かない理由

僕は現在主に海外向けに複数のYouTubeチャンネルを運営しています。

先程も述べたとおり最初はMacBook Pro13インチで行っていました。

動画編集を頻繁に行うようになると編集のサクサク感やファイル書き出し速度がとても重要になってきます。
4K動画の編集をしたときには頻繁にFCPX(動画編集ソフト)が落ちてしまいました。

MacBook Pro13インチでももちろん動画編集はできますが独立型のグラフィックボードを搭載していないこともあり処理がとても重くなります。

最新のMacBook Pro13インチの最上位モデルでも『Intel Iris Plus Graphics』搭載でCPUのおまけ程度のグラフィック性能しかありません。

MacBook Pro 16インチは高性能だけど・・

そこでMacBook Pro16インチも購入を検討しました。

16インチはデフォルトでAMD Radeon Proのグラフィックが搭載されています。

しかし問題は高額すぎる点です。笑

16インチの一番安いモデルで税別248,800円です。

この価格に問題ない人にはMacBook Pro16インチがおすすめです。

僕は同等のスペックのものがWindowsのPCで半額以下で買えると知っていたのでMacBook Pro16インチは買いませんでした。

Macはやはりスペックが上がるとコスパがどんどん悪くなっていきます

結局PCを購入

最終的にはBTOパソコンを購入することにしました。
ちなみに僕が購入したPCについてはこちらの記事でまとめています。

とにかくサクサク編集できて書き出しも速いです。
MacBook Proのときに感じていたストレスは一切無くなりました。

動画編集におすすめのPC

動画編集PCはゲーミングやクリエイター向けのものを買うのがおすすめです。
FHDと4Kのどちらの解像度の動画を編集するのかによって求められるスペックも異なります。

FHD動画編集

FHDの動画編集がメインであればこのくらいのスペックがあれば大丈夫でしょう。
Core i5、GTX1660、16GBメモリ、SSD256GB、HDD1TB。

4K動画編集

4K動画をプロキシデータの作成をせずにそのまま編集する場合はこのくらいのスペックはあったほうが良いと思います。

これだけハイスペックなマシンでも22万円で、MacBook Pro16インチよりも安いです。笑

GeForce RTX 2070 SUPER (ビデオメモリ8GB)
メモリ:16GB (8GBx2)、
ストレージ:SSD 512GB / HDD 2TB